その日は暑かった。太陽が高い。
は床に寝転がっていた。
いや、干からびていた。
「おい、」
「暑いーーー…やる気がちっとも起きないー…」
「暑いのはこっちも同じだアホ。ってか人の部屋で干からびるな」
「…恋次、髪の色変えて」
「は?」
「暑苦しい。」
「(こいつ…!!)」
何なんだよ全く。
しかも死覇装、前はだけてるぞ。
俺的にはおいしい光景だけどよ…こいつは恥っつーもんがねぇのか?
「おい、ミイラ」
「クレオパトラの間違いじゃない?」
「(どっちでもいい)そんな格好してっと襲うぞ」
「エロー!ヘンターイ!ヘンマユー!」
「(最後のはムカツク!!)マジで犯すぞてめー!!」
「ヤーだねっ!」
はヒョイと起き上がり、
扇風機の前へいそいそと向かった。
20040520
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